中学・高校で役に立つ！数字が何の倍数なのかを発見する方法！

中学に入ると、因数分解というめんどくさいものが登場しますよね。あれ、計算で見つけようとすると、結構時間がかかる。そこで、どんな数の倍数なのかを数字の特徴から見分ける方法があるんです。これを、小学生のうちに身に着けておけば、中学に入ってからこの分野が苦手にならない可能性が高い！　今回は、そんな倍数の判定方法をご紹介します。

【倍数判定法】

2の倍数から10の倍数までその規則性を覚えておきましょう。

2の倍数：下一桁が「０」もしくは「偶数」

3の倍数：各桁の和が「3」の倍数

4の倍数：下二桁が「00」もしくは「4」の倍数

5の倍数：下一桁が「０」もしくは「５」

6の倍数：「３」の倍数かつ「偶数」

7の倍数：簡単な判定方法がありません（複雑）

8の倍数：下三桁が「000」もしくは「8」の倍数

9の倍数：各桁の和が「9」の倍数

10の倍数：下一桁が「０」

11の倍数からは少し難しくなってきます。　まず小学生の内は10の倍数まで覚えておくと良いですよね。
中学生になったら、11の倍数も覚えていきましょう❢
ちなみに、11の倍数はこんな感じです。
11の倍数：奇数桁の数の和から偶数桁の数の和を引いたものの絶対値が0もしくは11の倍数
（例）10,813 →　1-0+8-1+3=11 　← 11の倍数
数字を-,+と交互に計算した合計が11の倍数かどうかがポイントです。

あとは、11~30位の10倍くらいまでは「九九」のように暗記してしまうというのも、一つの手でもあります。
11~30までの倍数（10倍まで）の一覧は次の通りです。

受験に便利！小学生のうちに覚えておきたい算数小技【倍数判定】まとめ

倍数は、見分け方を覚えておくと因数分解の時などに素早く対応ができますので、試験の際に時間を短縮できるツールの一つです。中学校になると、覚えなければいけないことが山積になってきますので、小学生の時に覚えてしまうとその後が楽になりますよね。　ふぁんすたでは、今後もこの様な「ちょっと覚えておくと受験の際に有利」な知識もご紹介していきたいと思います。
～親子で楽しむ ふぁんすた～